「浪人」するということはどういうことなのか。
私はその表現にも疑問を感じ出しているが、所謂「現役合格」と言われる人たち(高校卒業のタイミングで大学入学する人たち)にとってみれば、それはそれで嬉しいことではあるだろう。
「浪人」は現役合格者よりも高校卒業後に1年間、予備校や塾あるいは独学で勉強に費やす人たちのことだ。
日本では大学に入学する上で「浪人」すると多少なりの不利益を被るような風潮や意識がある。
私自身浪人経験者だが、肩身の狭い想いをしたことを覚えている。
周りは当事者が思うより何も意識していないのかもしれないが、当事者たちにとっては切実なものである。
社会人を経験してみて、興味は日々変化するし、私自信「一生勉強」を胸に教育業に携わっている。
学びたいこと、研究したいことができたら、そのタイミングでその道を歩むことを良しとする、そんな世の中になるべきだ。
60歳でセカンドキャリアとして新しいことに挑戦する。そのために大学に通う。それでもいいのではないか。
意欲ある人に歩みやすい道を敷いていただきたい。