2020/05/20
大島塾,指導方針
とある生徒の成長から感じたこと
どうも!川田です。

今回は最近感じた生徒の成長(学習面)から感じたことについて。

その子は数学初歩の段階の計算でつまづいており、とにもかくにもそこから手を着けないとこの先の理解が進まないという状態がスタートでした。
当塾に入塾前にも個別指導を受けていたとのことですが、なかなか出来るようにならないという悩みを抱えていらっしゃいました。
私としても初めのうちは「学習に対する意欲」が薄いのかな?と思って見ていました。
ですが回数を重ねるうちに見えてきたその子の姿はそうではなく、100%ではないもののしっかりとこちらの要求に答えようとしてくれる姿勢でした。
さらに現在のオンライン授業を活用して、他学年の授業にも参加してくれたり、授業中にもチャットを利用して問題に積極的に答えてくれたりと、非常に意欲的に取り組んでくれています。
苦手としていた正負の計算も、それのみに的を絞ってやり続けてきた結果として、あと一歩という所まで到達してきました。

しかしこの1か月でそこまで成長できたことを考えると、嬉しい反面率直に言って、「学校」や以前にその子が所属していた「個別塾」は一体何を教えていたんだ?という思いを抱かずにはいられません。
不遜な物言いに聞こえるかも知れませんが、[費やした時間×成果]という歴然とした事実があります。
その子にを必要なものは何かをしっかり見定め、適した指導をしていたとは到底思えません(特にその子の前所属個別指導塾さん)。

子供にやる気が無ければ教える側に出来ることはほとんどありません。
ですが、やる気のある子供に対しての指導、しっかりと考えていただきたいものです。