6月23日付で東京都教育委員会より【令和4年度都立高校入試】の各科目平均点と得点分布の詳細が公表されました。
【各科目の平均点】
【国語】68.8点
【数学】59.0点
【英語】61.1点
【社会】49.2点
【理科】61.4点
今回は英語に関しての考察です。
英語の平均点、得点分布は例年並みとみることができるでしょう。
各得点帯に一定の受験生が散りばり、「小高い丘」のような形を形成しています。
英語力に比例して高得点は取りやすく、昨日お話しした数学と比べると点数は取りやすい科目になっています。
リスニング20点分と、大問2、3、4は長文読解という入試傾向は10年以上前から変わらず、7年ほど前に若干英作文の出題の仕方が変わった程度です。
学校では「長文を全部読んでいては時間が足りないから必要な部分だけ読む」というような指導をしているところがあると聞きますが、
はっきり言ってそれは間違いです。練習の段階からそんなことを教えられているからいつまでたってもできるようにならないのです。
入試直前ギリギリまで長文は全部読む訓練、努力をするべきです。
そしてそれをすれば、入試のときには十分読めるようになります。
当塾の過去の塾生たちが英語で高得点を獲得しているのが何よりの証拠です。
何が大切かしっかりと自分たちで見極めて下さい。